AI Hub
概要
AI HubはABCI上で大規模な汎用学習済みモデルの再利用等を行うためのツールやサービス群であり、Open OnDemandからはApp for MLflow Serverを利用できます。
App for MLflow Serverは、実験管理ツールであるMLflowのTracking ServerをABCIグループ単位で利用できる形にデプロイし、WebUIから管理できるアプリです。
デプロイされたMLflow Tracking Serverは、ABCIの計算ノードやOpen OnDemandのJupyter Labから、モデル開発における学習履歴や学習モデルの記録・共有のためにチームで利用できます。
Caution
App for MLflow Serverは試験的機能として公開しています。
予告なくサービス変更する場合や、問い合わせへの回答に時間を要する場合があります。
前提条件
- ABCIクラウドストレージにバケットとアクセスキーの作成 (MLflow Tracking Serverを作成する場合)
- 作成方法はABCIクラウドストレージの使い方をご確認ください。
アプリ操作方法
App for MLflow Serverを起動するには、メニューからAI Hub、MLflow Serverをクリックしてください。
App for MLflow Serverを起動すると、以下のような画面が表示されます。
MLflow Tracking Serverを作成(デプロイ)する場合
-
画面の説明にもとに、以下の項目を入力し
Create Serviceボタンをクリックします。項目 説明 group_nameABCIグループ名 env_name環境名 cloud_storage_bucket_nameバケット名 cloud_storage_accesskey_IDアクセスキーID cloud_storage_secret_accesskeyシークレットアクセスキー -
Serviceの作成に成功すると、Operational status for requests 欄に「Service created」と表示されます。
MLflow Tracking Serverを管理・利用する場合
Service List Updateボタンをクリックする事で、自身が利用可能なService List を一覧表示できます。- Control Service のボタンを操作することで、サービスの起動、停止、削除を行えます。
- Operational status for requests 欄に操作の状態が表示されます。
- 利用を終えたサービスは、資源節約のため停止や削除にご協力ください。
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MLflow Tracking ServerにBasic認証の設定する場合は、サービスの
Update Auth Infoボタンをクリックします。-
予め所定の場所に以下のフォーマットのYAMLファイルを配置しておく必要があります。
{'user_name':'<Basic認証用ユーザ名>', 'pass':'<Basic認証用パスワード>'}
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-
MLflowのUIを確認する場合は、
URL for access from outside ABCIのURLをクリックします。- Basic認証用のユーザ名とパスワードを入力してログインします。
- 起動しているMLflow Tracking Serverをご利用ください。