データセットの公開
ABCIクラウドストレージを用いてデータセットを一般に公開することができます。ABCI約款・規約 や ABCIクラウドストレージ規約 に改めて目を通し、そのデータセットの公開が本当に適切であるかをご確認の上、以下の手順に従って、データセットの公開設定と登録を行って下さい。
1. 公開設定
ABCIクラウドストレージにデータをアップロードし、アクセス制御(1) を参考に公開設定(パブリックアクセスの設定)を行って下さい。
以下では、ABCIクラウドストレージに example-dataset というバケットを作り、sensor1 というディレクトリに格納された複数のファイルをアップロードし、公開設定を行う例を示します。
[username@es1 ~]$ module load aws-cli
[username@es1 ~]$ aws --endpoint-url https://s3.abci.ai s3 mb s3://example-dataset
[username@es1 ~]$ aws --endpoint-url https://s3.abci.ai s3api put-bucket-acl --acl public-read --bucket example-dataset
[username@es1 ~]$ aws --endpoint-url https://s3.abci.ai s3 cp --acl public-read --recursive sensor1 s3://example-dataset/sensor1
upload: sensor1/0003.dat to s3://example-dataset/sensor1/0003.dat
upload: sensor1/0001.dat to s3://example-dataset/sensor1/0001.dat
upload: sensor1/0002.dat to s3://example-dataset/sensor1/0002.dat
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上記ではアップロート時に --acl public-read
を指定しているため、アップロードが完了後、ABCIの外部から https://example-dataset.s3.abci.ai/sensor1/0001.dat
等の URL でアクセスができるようになります。
2. 公開データセットの登録
公開設定を行ったデータセットは、こちらの手順に従ってABCIデータセットへの登録を行って下さい。