ABCI クラウドストレージ ご利用時の注意

マルチパートアップロード(MPU)失敗時の課金について

Multipart Upload (MPU) を使用したデータアップロードに失敗した場合に、意図しない課金が発生することがあります。データのアップロードの中断や失敗が起き、以下に当てはまる場合には、こちら を確認し、途中となっている MPU を完全に停止させて下さい。

  • 使用しているクライアントツール(AWS CLI や s3cmd)が定義する、MPU が自動的に有効になる程の大きなデータをアップロードした。
  • クライアントツールのプロセスを強制停止するなど、データのアップロードを中断したり、クライアントツールが意図せずに停止したりした。

Note

MPU 自動でが有効となるデータサイズは、AWS CLI ではデフォルトで 8MB 、s3cmd では 15MBと定義されています

MPU の失敗と課金発生の詳細

ABCIクラウドストレージは、データアップロード時にデータを分割、同時に送信することでアップロードを高速化する Multipart Uload (MPU) に対応しています。 MPU は、クライアントツールで定義されるデータサイズを超過するデータに対して自動的に有効となり、例えば AWS CLI の初期設定は、デフォルトで 8MB を超過するデータのアップロードに対して MPU が有効になります。 MPU を使用したデータのアップロードでは、分割されたデータはまずサーバの一時領域に格納され、アップロードが完了した後、指定のパスに完全なオブジェクトとして移動されます。

ここで、上述の一時領域は課金の対象となります。しかし、MPU が失敗した時、一時領域に保存されたデータが残ったままになり、意図しない課金が発生する場合があります。

AWS CLI では、CTRL-C を用いてクライアントとサーバ間の動作を停止してもこの問題は発生しませんが、予期せぬクライアントの強制終了、通信切断などによって同じことが起きる可能性があります。

この意図しない課金を回避するには、利用者自身が手動で MPU を完全に中止する必要があります。MPUの中止手順は、こちら を参照してください。