開発ツール
GNU Compiler Collection (GCC)
ABCIシステムではGCCが利用可能です。
コンパイル/リンクコマンド一覧:
種別 | 言語処理系 | コマンド |
---|---|---|
逐次 | Fortran | gfortran |
C | gcc | |
C++ | g++ | |
MPI並列 | Fortran | mpifort |
C | mpicc | |
C++ | mpic++ |
Intel Parallel Studio XE
ABCIシステムではIntel Parallel Studio XEが利用可能です。
利用するためには事前にmodule
コマンドを用いて利用環境を設定する必要があります。
計算ノードでmodule
コマンドを用いて利用環境を設定すると、コンパイル用環境変数に
ヘッダファイルおよびライブラリのサーチパスが自動で設定され、実行用環境変数も自動で設定されます。
Intel Parallel Studio XEの環境設定:
[username@g0001 ~]$ module load intel/2020.4.304
コンパイル/リンクコマンド一覧:
言語処理系 | コマンド |
---|---|
Fortran | ifort |
C | icc |
C++ | icpc |
PGI
ABCIシステムではPGIが利用可能です。
利用するためには事前にmodule
コマンドを用いて利用環境を設定する必要があります。
計算ノードでmodule
コマンドを用いて利用環境を設定すると、コンパイル用環境変数に
ヘッダファイルおよびライブラリのサーチパスが自動で設定され、実行用環境変数も自動で設定されます。
PGIの環境設定:
[username@g0001 ~]$ module load pgi/20.4
コンパイル/リンクコマンド一覧:
言語処理系 | コマンド |
---|---|
Fortran | pgf90 |
C | pgcc |
C++ | pgc++ |
NVIDIA HPC SDK
ABCIシステムではNVIDIA HPC SDKが利用可能です。
利用するためには事前にmodule
コマンドを用いて利用環境を設定する必要があります。
計算ノードでmodule
コマンドを用いて利用環境を設定すると、コンパイル用環境変数にヘッダファイルおよびライブラリのサーチパスが自動で設定され、実行用環境変数も自動で設定されます。
NVIDIA HPC SDKの環境設定:
[username@g0001 ~]$ module load nvhpc/21.2
コンパイル/リンクコマンド一覧:
言語処理系 | コマンド |
---|---|
Fortran | nvfortran |
C | nvc |
C++ | nvc++ |
OpenMP
ABCIシステムで用意されているコンパイラは、OpenMPを用いたスレッド並列化機能が実装されています。 OpenMPを有効化する場合、コンパイル/リンク時に以下のようにオプションを指定する必要があります。
オプション | |
---|---|
GCC | -fopenmp |
Intel Parallel Studio | -qopenmp |
PGI | -mp |
NVIDIA HPC SDK | -mp |
CUDA
ABCIシステムではCUDAが利用可能です。
利用するためには事前にmodule
コマンドを用いて利用環境を設定する必要があります。
計算ノードでmodule
コマンドを用いて利用環境を設定すると、コンパイル用環境変数に
ヘッダファイルおよびライブラリのサーチパスが自動で設定され、実行用環境変数も自動で設定されます。
言語処理系 | コマンド |
---|---|
C++ | nvcc |